安藤製作所でこのほど、社員１人が新たに「ＡＷ検定試験・工場溶接」の資格を取得した。昨年受験、合格したもので、１日付で資格が発効した。安藤製作所の同資格保持者は、計２人となった。
同資格は、建築鉄骨の溶接で高い技術を持つ技能者であることを証明するもの。溶接の見た目の美しさだけでなく、曲げ試験やＸ線試験などの厳しい検査を全てパスしなければならず、建築鉄骨溶接の分野では最難関の試験の一つとされる。
合格者は、「鋼製エンドタブＦ」など計４つある試験項目の全てに合格。以前のチャレンジでは、３項目で合格したものの、１項目のみ不合格という残念な結果となっていた。今回、念願の完全合格を達成した。
合格者は「苦しい道のりだったが、日々精進を重ねた結果、ようやくゴールにたどり着くことができた。これからも、毎日の努力を忘れず、成長し続けていきたい」と嬉しそうに話していた。
